測定日誌(3月9日)
2016年 03月 10日
楠本です3/9(水)の測定報告です。

担当は神保さんと楠本です。残念ながら予約は無い上に雨降りのうっとうしい天気です。
測定所の近くのスーパーで茨城県産のごぼうを購入して自主測定しました。水洗いせず土付きのまま刻んで測りました。

茨城県産ごぼう(土つき)
604g 1800秒

Cs-137 4.02±3.65Bq/kg 統計誤差90.7% 検出下限値 5.62Bq/kg ピーク検出せず
Cs-134 放射能濃度検出無し 検出下限値5.17Bq/kg/kg
セシウム137に放射能濃度が計算されてますが、土付きのため天然核種の影響を受けており延長測定をしました。
3600秒
Cs-137 3.58±2.73Bq/kg 統計誤差 76.3% 検出下限値 4.22Bq/kg ピーク検出せず
Cs-134 放射能濃度検出無し
2000秒を過ぎたあたりからセシウム137がγ線エネルギーを出す662kev周辺にピークらしきものは見えてきましたが、検出とは見なせず最長9000秒まで延長して…
9000秒
Cs-137 2.88±1.98Bq/kg 統計誤差68.7% 検出下限値 3.11Bq/kg
Cs-134 放射能濃度検出無し 検出下限値2.85Bq/kg
共にピーク判定無し。
・スペクトルグラフにわずかにセシウム137、セシウム134のピークが見られる。
・但し天然核種の影響により、測定値はかさ上げされて実際より高く示されている。
・土付きのまま測定したので、ごぼうでなく土のみから検出されてることもあり得る。
今回は土付きごぼうだと家庭の流しで洗い流され、下水に流れるので敢えて土付きのまま測定しました。土付きのままの同じ状態で三条御前で再測定しその後水洗い後もう一度測定して結果判断します。
by sokutei_kyoto
| 2016-03-10 14:42
| 測定日誌
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