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測定日誌(27年11月25日→28年1月10日)

こんばんは、スタッフ 神保です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて…大変遅れてではありますが、昨年11月25日分の測定結果をご報告いたします。すみません!
その日のスタッフは私のみで、お客さんもなくて自主測定。検体選びは「寒くなると、粕汁なるものもよく出てくるわね…」ということで、迷うに迷って「酒粕」に決定。
測定日誌(27年11月25日→28年1月10日)_c0233009_22341847.jpg
1リットル測定で5400秒の結果
Cs-137 放射能濃度2.46Bq/kg 絶対誤差±1.37Bq/kg 統計誤差55.8% 検出下限値2.11Bq/kg 判定は検出
Cs-134 放射能濃度1.41Bq/kg 絶対誤差±1.23Bq/kg 統計誤差87.0% 検出下限値1.96Bq/kg 判定は下限以下
→ ピークにも少し怪しさが感じられたため長時間測りたかったのですが、その日は用事もあったことから、後日に再測定という運びになりました。

そして、これを1月10日にスタッフ 佐藤さんが再測定してくださいました。どうもありがとうございます!下記から佐藤さんの文章になります。

11月25日に測定し、セシウム137に値が出たままになっていた「酒粕」を再測定しました。

測定結果は、65000秒 (1リットル測定)で
セシウム137 濃度の数値出ず。検出下限値1.34Bq/kg。
セシウム134 濃度の数値出ず。検出下限値1.24Bq/kg。
でした。スペクトルも確認し、不検出と判断しました。
→ 水分が抜けカチカチになっていました。そのために天然核種の影響が少なくなったのか、バックグラウンドにほぼ等しい、きれいなスペクトルになっていました。これで一件落着としたいです。

(ここから再び神保が記載)
…はい、というわけで無事に不検出となりました。酒粕、天然核種が多いものなのですかね。結果としては、後日の長時間測定で正解だったかなと思いました。天然核種が落ち着かない時点で測定をすると、セシウムとして誤検出してしまういい例にもなったかしら、と。…とは言え、結果のご報告が遅れましてすみませんでした。

今年も時々、スタッフとして入らせて頂けたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
京都、すっかり冬も本気モードですかね。どうぞ皆さん、あたたかくです。


by sokutei_kyoto | 2016-01-12 22:47 | 測定日誌 | Comments(0)

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by sokutei_kyoto
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