藤原です。
京都は本日は曇り。
11月より測定器のソフトバージョンアップにより、マリネリ容器での500ml測定が可能になりました。
検体が500mlと以前の半分の量となり、持ち込み易くなっております。
同じ検体を比較のため1ℓと500mlで測定しその結果が下記になります。
さて、本日11月7日(土)の測定報告です。

①黒米 (個人農家) 1ℓ容器
測定結果は1800秒で
セシウム137 1.72Bq/kg。絶対誤差±2.26Bq/kg。統計誤差>100% 検出下限値3.51Bq/kg。検出
セシウム134 濃度の数値出ず。 検出下限値3.27Bq/kg。不検出
→ セシウム137に数値が出ましたが、統計誤差が100%を超えており、検出とは見なせず。スペクトルを確認したところピークもなく、総合的に見て不検出と判断しました。結果 不検出。
②黒米 (個人農家) 500ml容器
測定結果は1800秒で
セシウム137 2.26Bq/kg。絶対誤差±3.61Bq/kg。統計誤差>100% 検出下限値5.59Bq/kg。検出
セシウム134 濃度の数値出ず。 検出下限値4.56Bq/kg。不検出
→ セシウム137に数値が出ましたが、再び統計誤差が100%を超えており、検出とは見なせず。スペクトルを確認したところピークもなく、総合的に見て不検出と判断しました。結果 不検出。
③黒米 (個人農家) 500ml容器
測定結果は3600秒で
セシウム137 濃度の数値出ず。 検出下限値4.20Bq/kg。不検出
セシウム134 濃度の数値出ず。 検出下限値3.42Bq/kg。不検出
→ 結果 不検出。
●本日の測定は同じ1検体を3通りの方法で測定し、結果は全て不検出でした。
上記のように、500ml測定を試験的に導入しております。これにより、より少ない量での測定も可能となっております。測定結果はご覧の通りで、あまり違いはありません。
500ml測定で通常の1800秒測定だと検出下限値は当然高くなりますが、スペクトルはほぼ同じ傾向でした。それを3600秒にすると、1ℓの1800秒よりスペクトルは平均化された感じでした。
もう少し検証は必要と思いますが、マリネリ500ml測定はいけそうです。また、測定に怪しい結果が出た場合でも測定時間を長く取るなどの作業を行い、信頼の出来る結果をお渡し出来ると考えます。
会員のみな さま、ぜひ測定所に足をお運びください。
よろしくお願いします。
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