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「第3回市民測定所まつりin呉竹」の様子が報道されました!

みなさん
代表の奥森です。

 「第3回市民測定所まつりin呉竹」の様子を「週刊MDS」が報道してくれました。
 記事全文をブログに掲載させていただきます。

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週刊MDS 2015年10月23日発行 1400号

第3回京都・市民測定所まつりに80人
帰還政策と闘う測定活動を
広がる測定所への期待

“幅広く学習・闘いの拠点に”


 福島原発事故から4年半。放射性物質は垂れ流し状態にもかかわらず、政府は帰還を強要する。京都・市民放射能測定所(代表奥森祥陽さん)は10月12日、京都市内で第3回市民測定所まつりを開催。改めて放射能汚染の実態、避難・移住の重要性や測定所の役割について考える機会をつくった。約80人の参加者は映画、写真展、コンサートと文化満載の1日を楽しんだ。

●幅広い人に

 「帰還政策との闘いがいま焦点だ、と考えています。今日は文化的な催しの中で考えてもらえる企画を工夫しました。いろんな面から興味・関心を持つ人が広がれば」と奥森さんは語った。

 午前9時45分からまつりスタート。映画『小さき声のカノン―選択する人々』(監督鎌仲ひとみ)が上映され、市民放射能測定所の佐藤和利事務局長が測定所の果たす役割について講演。最後はジャズピアニスト河野康弘さんのワッハッハコンサート。聴衆の笑い声をベースリズムに軽妙なジャズの旋律が絡む。終了は17時近くとなった。

 並行して、福島県三春町の写真家飛田晋秀さんが避難地域の現状を撮った作品展も。映画会場近くにある測定所では無料測定会とカフェが用意され、避難者の子どもやおとなの交流の場となった。

●弾む会話
 
 映画は、チェルノブイリ事故での避難政策と対比させながら、子どもを守るために少しでも被ばくを避けようと活動する福島の母親たち、避難したくともできないその葛藤が描かれる。上映後の交流で福島からの避難者は「福島に電話した。友人とけんかになった。除染しても効果がないのに現地の感覚がマヒしてきている。国が支援するといえば、避難できる人は多いはず」と感想を述べた。

 写真展会場では現地の写真を前に会話が弾む。汚染土が詰ったフレコンバッグ、荒れた家、墓石に手を合わせる家族。「敦賀の出身です。明日のふるさとの姿を見るようで」「こんな姿にしてはいけないですよね」。「国道6号を走ってみたんです。好奇心ですけど」「子どもたちがマスクもしないで清掃させられていましたね」。

 幼児をバギーに乗せた若い男性の姿があった。たまたま散歩の途中に見つけて来場した。「放射能や原発の問題は気になっている。安倍首相の政策には反対」と戦争法反対の運動の広がりも話題に。「いま子どもの成長を楽しめる貴重な時期。3年間の育児休暇をとって主夫業に専念」と語る。大切なものを守る思いは父親も負けていない。

●ネットワーク

 佐藤さんは講演で「避難者の声に応えて始めた測定所。人権感覚を大切に、帰還政策批判と結んだ測定活動を広げていきたい」と、楽しく粘り強くネットワークを広げる重要性を語った。測定所への期待は大きい。食や環境問題など地域で学習会に取り組む会員の一人は「測定依頼の件数が少なくなっていると聞くが、測定所は交流や学習の拠点としての役割も重要」と位置づけていた。

 他の市民測定所からの参加もあった。9月末に開設した京都北部(綾部市)市民測定所のスタッフ。測定検体の拡大など軌道に乗せるための困難は続いている。

 滋賀県近江八幡市で11月29日におうみ市民測定所の開設を決めた加納洋さんと宮本幸栄さん。「どう会員を拡大するか」との問題意識で参加した。京都市でレストランを開いていたが、安くて安心できる食材が得やすい滋賀に移住。利用客のつてで京都・市民測定所を紹介され、開設につながった。「反原発での闘いと放射能測定の必要性とは少しギャップがある。福島事故が教訓になっていないと感じる」と言う。「測定機械があるのだから、どんどん無料測定会を開いたら」と奥森さんがアドバイス。数値を示すことが鍵になりそうだ。

 京都・市民放射能測定所の3年間の地道な活動がネットワークを広げている。
by sokutei_kyoto | 2015-10-30 13:58 | 報道記事 | Comments(0)

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by sokutei_kyoto
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