【お知らせ】第5回測定所まつり 落合栄一郎さん講演会「兵器も原発も核は人類を滅ぼす―ここまで明確な放射線の人体影響」ご参加ください


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<重複ご容赦・大拡散希望>
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第5回測定所まつり  講演会

テーマ「放射線の人体への影響を考える」

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受付はこちらからです。
http://kokucheese.com/event/index/488188/

●日 時:2017年11月4日(土)18:30~20:45

●場 所:キャンパスプラザ京都 第3講義室(170名)

●参加費:一般1,000円、会員・避難者700円

●タイムテーブル

18:10 開場・受付開始
18:30 開会あいさつ・講師紹介
18:35 講演1
「兵器も原発も核は人類を滅ぼす
―ここまで明確な放射線の人体影響」
   講師 落合栄一郎さん(カナダ在住・無機生物化学)
19:35 講演2
「子どもの被曝に関する日本学術会議報告書を
批判する」
   講師 山田耕作さん(京都大学名誉教授)
20:05 避難者の訴え
20:10 討論(進行:渡辺悦司さん)
20:40 まとめ・閉会あいさつ
20:45 終了予定


●落合栄一郎(おちあいえいいちろう)さんのプロフィール

 1936年東京生まれ。東大工学博士、東大助教を経て、カナダ・ブリティッシュコロンビア大、米ペンシルベニア州のジュニアータ大などで化学の研究と教育に従事。生物無機化学を専攻。退官後は、カナダへ。バンクーバーにて原爆展を組織するなど反核・反原発の運動を進める。原爆・原発関係の著書は「放射能と人体」「原爆と原発」「放射能は人類を滅ぼす」などがある。

●山田耕作(やまだこうさく)さんのプロフィール

 1942年兵庫県小野市生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程中退。東京大学物性研究所、静岡大学工業短期大学部、京都大学基礎物理学研究所、京都大学大学院理学研究科に勤め、2006年定年退職。京都大学名誉教授。市民と科学者の内部被曝問題研究会会員。

●渡辺悦司(わたなべえつじ)さんのプロフィール

 香川県高松市生まれ。大阪市立大学経済学部大学院博士課程単位取得。市民と科学者の内部被曝問題研究会会員。主な著書:『放射線被曝の争点 福島原発事故の健康被害は無いのか』(遠藤順子さん、山田耕作さんとの共著)

<主催> 京都・市民放射能測定所

  〒612-0066 京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1 コーポ桃山105号
         tel:090-8232-1664 fax:075-622-9870 
         e-mail:rentai@s3.dion.ne.jp
         http://nukecheck.namaste.jp/index.html

●落合栄一郎さん講演要旨
21世紀の核問題
 20世紀に人類は核分裂、核融合などの核の現象を発見した。そして早速、兵器に利用し、原爆、水爆
なる悪魔の如き兵器を作ってしまった。現在、地球上には、15000ほどの核兵器がある。これは冷戦と
いう資本主義対共産主義といった経済体制に基づく対立が、双方の国の破壊が可能な武器を開発するこ
とによって、武力侵害を阻止するためではあったが、作ってしまったものを使わずにおくのは、なかな
か難しい。現在の核兵器が、大戦に使用されれば、人類の多数が消滅し、地球環境が大方破壊されかね
ない。これは、だれの目にも明白であり、今年の「核兵器禁止条約」で、非核保有国の大部分が、核保
有国に、核兵器保有・使用を禁止すべきとするコンセンサスを突きつけた。21世紀初頭にようやくこぎ
着けた成果ではある。

 核兵器の悪を打ち消すためもあり、核が平和利用にも用いられることを、核を動かす側が推進した。
結果、21世紀始めまでに、地球上に4百数十基の原子炉ができてしまった。一つの原子炉は、年に、広
島原爆1000個分の核廃棄物を生み出す。これまでに、1970年ぐらいから、年平均200原子炉が稼働
したとすると、広島原爆6百万個相当の核廃棄物(放射性物質)をつくり出した。膨大な量の放射性物
質である。人類は、まだ、こうした廃棄物を安全に長期(数千年以上)にわたって、人間その他の生き
物に害を与えないような保存法を編み出してはいない。おそらく、完全なものはないであろう。かなり
良い方法が見つかったとしても、それに掛かる費用は、莫大なもので、正直にやろうとすれば、全人類
の経済を破壊しかねない。

 なぜ、安全に保存することが難しいかといえば、それが発する放射線が、生き物にとって非常に危険
なものだからである。この講演では、これまであった、放射線による健康障害を概観し、なぜそうなの
かを考えてみる。そして、その結果、放射線を出す物質はもうこれ以上作り出してはいけないのだ、核
兵器禁止ではなく、「核禁止」をこの世紀のうちに、実現しなければならないことを強調する。

●山田耕作さんの呼びかけ
学術会議報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題
—現在の科学的知見を福島で生かすために—」の批判を呼びかける
 日本学術会議は2017年7月28日の学術会議幹事会で上記の報告を承認し、9月1日に発表しました。その内容は福島原発事故に対して、国連科学委員会に従い「将来のがん統計において事故による放射線被ばくに起因し得る有意な変化がみられるとは予測されない、また先天性異常や遺伝性影響はみられない」と言うものです。そして同報告は「甲状腺がんについては、最も高い被ばくを受けたと推定される子どもの集団については理論上そのリスクが増加する可能性があるが、チェルノブイリ事故後のような放射線誘発甲状腺がん発生の可能性を考慮しなくともよい」というものです。
 このように学術会議報告は子どもの甲状腺がんの多発や福島近県における周産期死亡率の増加、心臓突然死の増加等現実に確認されている被害を無視するものです。
 
 放射性微粒子による内部被曝の現実的危険性が警告されている現在なお、同報告はファントムという模型に基づく内部被曝の実効線量の議論を展開しています。人体は、細胞からなり、細胞膜やエネルギーを司るミトコンドリアなどが有機的に活動している生きた活動体です。特に胎児を含む子どもは生殖系、ホルモン系、免疫系など放射線に脆弱な機構が存在し、被曝は、遺伝子の損傷のみならず、遺伝子の発現機構を攪乱したり、細胞や臓器の損傷の蓄積をもたらします。

 これらはチェルノブイリ事故を経て認識された厳しく深刻な科学的な結論です。学術会議は科学者の総意を正しく反映し、その報告は人類に正しい選択をもたらすものでなければなりません。学術会議の報告を科学に基づいて各分野で検討し、意見を表明していただくよう訴えます。


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by sokutei_kyoto | 2017-11-04 18:30 | 主催イベント | Comments(0)

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by sokutei_kyoto
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